朝まで一睡もできなかった。ずっと泣きはらしていた。父の十二指腸の再々検査があるのだ。不安でたまらない。ポリープがあるという。
いつか身内が死んでしまうのが怖くてたまらない。とても弱ってしまい、親に電話をしてしまった。父は泊りがけで不在、母が電話で話を聞いてくれた。
友達にもメールをしてしまった。丁寧な返事をくれた。大変なことが起きていて、まだ返していない。私は無理やり食事をして服薬して寝た。
午後になってもう一度母から電話があり、家に来てくれるという。本当に来てくれた。食べ物も持って。
いっぱい母の話を聞いて、最後の方で私の状況を説明した。ありがたい。そして最後に、「くよくよしている体じゃないよ(デ部)」と言って去っていった。