ターミナル駅を歩く。たくさんのひとたちがいて、わたしとあなたたちが重なって、傷つけあって、いらなくなって、離れてしまうのはどうしてなんだろう。
でも、想っている。まるで車窓から流れる風景のように、人生から流れていってしまって、それでも前だけを見ているなんて嫌だ。ずっと同じ事ばかり考えているかもしれないけれど、わたしはそれでもいいよ。